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2021/10/15

相続した空家、松山市で売却するには?

親や親族から相続した家を、いわゆる“空家”状態にしている方は少なくありません。そんな中、使わない家をどう管理していいかわからず、困っている方が多いのも事実です。実は、空家を放置しておくのは非常に危険なことなのです。この記事では空家の処分にお困りの方に向けて、空家放置のデメリットと松山市での売却ポイントをご紹介します。

 

◎空家の放置が“NG”な理由

空家を長期間放置すると、家に風がまったく通らない状態になり内部の木材を腐らせてしまいます。その結果、家の躯体部分に大きなダメージが生じ、家そのものの老朽化を招いてしまうのです。こうした空家は地震や台風で倒壊するリスクがかなり高くなります。

 

庭木や雑草が伸び放題になった空家は害虫・害獣の住処になるケースもあります。犬や猫だけでなくアライグマが住み着いたり蜂の巣ができたりすると、周辺住民に多大な迷惑を与えてしまいます。さらに、空家が犯罪の拠点や犯罪者の隠れ場所になると、周辺地域の治安にも悪影響を及ぼすでしょう。

 

空家によるこうしたトラブルを防止するため、2015年には「空家対策特別措置法」という法律が施行されました。この法律により空家が「特定空家」に認定されると、固定資産税軽減から除外され、固定資産税が6倍になります。そのため、空家を所有している方は早めに対処するようにしましょう。

 

◎古い空家なら「買取」という選択肢も

物件を売却する場合、不動産会社に物件を買い取ってもらう「買取」と、不動産会社に買い手を見つけてもらう「仲介」が主な手段として挙げられます。どちらの方法がベストかは売買する不動産の状況によって変わりますが、古い空家を売却するのであれば、「買取」がおすすめです。

 

というのも、「仲介」での売却は買い手が見つかるまで最短で数か月かかる可能性があるからです。また、空家が古かったり破損個所が多かったりすると、買い手が見つからないリスクもあります。

 

一方「買取」なら、不動産会社が物件を直接購入するので「売れない」心配が仲介より少なくて済みます。また、買主を見つける手間もかからないので、買取価格にさえ納得できれば迅速な売却が期待できるのです。

 

現在、日本全体で空家の数は増加傾向にあります。松山市だけを見ても、空家戸数は1998年から2013年までの15年間で、24,060戸から44,660戸と約2万戸の増加を見せています(出典:松山市空家等対策計画)。

 

空家数の増加に伴い売却自体が難しくなっているとも考えられるので、仲介ではなく買取を検討するのも選択肢のひとつであると言えるでしょう。

 

◎買い取ってもらいやすい空家とは

不動産買取であっても、どんな空家も100%買い取ってもらえるというわけではありません。たとえば解体が必要なほど老朽化している空家がある土地で、土地自体にも買い手がつかなそうだと、買取が困難なケースもあります。

 

一方、空家の中でも、「立地が良い」「リフォームすれば再販できる」など、不動産会社の利益になる物件は買い取ってもらえる可能性があります。そのため、そもそも空家の売却が可能かを知るためにも、物件を適切に査定できる不動産会社へ依頼することが重要です。

 

◎まとめ

C-next不動産は愛媛県松山市に拠点を置く、“地域密着型”の不動産会社です。地域の不動産情報を熟知しているのはもちろん、熟練のスタッフがお客様の物件を査定するので、安心して買取依頼ができます。松山市で空家売却をご検討なら、C-next不動産にご相談ください。

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