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2023/03/09
ペットを飼っていた物件は売却に不利?松山市で該当物件を売却の際は要チェック!
生活を共にするペットはかけがえのない存在といえます。しかし、ペットを飼っていた物件は売却の際に不利になることがあります。そこで今回は、ペットを飼っている物件を売却する際のポイントについて紹介します。
◎ペットを飼っていると売却で不利になる理由は?
●ペットによる傷
犬や猫を飼っている場合、爪によって床や壁が傷つくことは少なくありません。そうした傷が査定額に影響することがあります。傷が大きいなど状態が非常に悪い場合は、売却前に大規模なリフォームが必要となるケースもあります。
●ペットのニオイ
ペットのニオイは目には見えないため特に注意しておきたいところ。普段から生活している売主側は気にならないかもしれませんが、慣れていない人にとっては気になることも多く、査定額が低くなる要因となります。
●アレルギー
購入希望者の中には動物アレルギーの方もいます。十分に掃除をしてもペットの毛などアレルギー物質を完全に取り除くのは難しいため、買い手が限られてしまう恐れがあります。
●ノミやダニ
ペットそのものではなく、ペットが持ち込む害虫にも注意が必要です。特にノミやダニは、散歩中の犬や放し飼いの猫に付着しやすく、容易に室内に侵入します。室内に侵入したノミ・ダニは健康被害を及ぼす恐れもあるため、購入希望者から敬遠されることも考えられます。
●マンションの場合は「ペット可」か「ペット共生型」かによっても変わる
仮にマンションでペットを飼っていた場合、そこが「ペット可」か「ペット共生型マンション」かも重要なポイント。ペット共生型マンションでは、脱臭設備の設置や壁紙の切り替えなどペットと暮らすことを目的とした機能が充実しています。また、購入希望者もペットを飼う方がターゲットとなるため、価格の下落幅が少なくなります。
◎ペットを飼っていた物件を売却しやすくするには
まずはペットの毛やニオイを除去するために十分な掃除が大切です。特にニオイは壁や床、カーテンなどの布に染みついているため、しっかりと換気や洗濯を行いましょう。どうしても不安な場合や落とすのが難しい場合は、ホームクリーニングを依頼しましょう。
また、壁紙を張り替えることで、壁紙の傷とニオイを同時に対処することができます。状態や費用を考えながら、最適な対処を行いましょう。
ペットによる壁や床の傷は、小さなものであれば市販されている補修キットで個人でも修復が可能です。深い傷や広範囲にわたる場合は、業者による補修を検討しましょう。ただし、補修に費用をかけるよりも修復しないまま売却額を値下げしたほうが売却しやすいことがあります。そのため、事前に不動産会社に相談しておくと安心です。
●内覧時はペットを預けておく
内覧当日はペットを散歩させたり、ホテルや知人の家に預けたりするのがオススメです。もし、買主候補が動物嫌いやアレルギーがある場合、交渉が難航する恐れがあります。また、ペットが興奮してしまい、落ち着いて内覧ができないということも考えられるでしょう。
ペットを飼っていた物件はどうしても買い手が限られてしまうものです。そこで、初めからペットを飼っている人にターゲットを絞るのも一つの手。現在ペットを飼っていたり、これから飼う予定があったりする人であれば、多少のニオイや傷があっても前向きに考えてもらえる可能性があります。また、マンションでは「ペット飼育不可」としているケースも多いため、アピールポイントとしてとらえてもらえることも期待できるでしょう。
◎ペットを飼っていた物件も買取であれば早期売却が可能
ペットを飼っている物件の場合、通常の物件と比べて売却に時間がかかるかもしれません。そのため、少しでも早く現金化を希望するのであれば「買取」を検討しましょう。不動産会社が物件を購入する買取であれば、買主を探す手間が省けるため迅速な売却が可能です。また、買取の場合は契約不適合責任によるトラブルも回避しやすくなります。
◎不動産売却でお困りの場合はC-next不動産へ!
ペットは大切な存在である一方、不動産売却においては査定に影響するリスクがあります。そのため、ペットを飼っていた不動産の売却を検討しているのであれば、万全の対策が必要です。
C-next不動産では、不動産に関する経験・知識が豊富なスタッフが真摯に売却をサポートいたします。ペットを飼っているお客さまの不安や要望についてヒアリングしたうえで、最善の提案をいたしますので、お気軽にC-next不動産へご相談ください。